前々からウワサは流れていましたが、「コードギアス」公式HPにて正式に情報が告知されました。新シリーズは来年春から放送予定のようです。やはり、分割して放送する「ガンダム00」の間にやる、ということでしょうか。まぁ、そこしか候補地がなかったとは言え、確定(?)したのは嬉しい限り。楽しみです。
特報Flashも要注目。騎士としての位が上がったのかさらにゴテゴテしたスザク、顔だけを見ればV.V.を思わせる新キャラ・ロロ、そして、新たなゼロ……。ルルーシュはどうなるのか、C.C.は、カレンは。個人的には、これまでと変わらず主役・ルルーシュ、ヒロイン・C.C.で行ってほしいんですが、どうなることやら。
とりあえず、今回は全編をいっぺんにやってもらいたいですね。もう24・25話みたいなのは勘弁です。
準備期間を設けたんだから、シナリオも作画もある程度は出来上がってる……のか?
さて今日は、久しぶりにテンション高めで書けるなぁと思いつつ、相棒のレビューを。
今週放送する回のサブタイトルが未だに(仮)になっているのが気がかりです。
第01話・第02話・第03話・第04話・第05話・第06話・第07話・第08話・第09話・第10話
第11話&第12話・第13話・第14話・第15話・第16話・第17話・第18話・第19話・劇場版
・相棒 season6 第07話「空中の楼閣」
犯人を解明するまでの展開にはまたもや凡作の匂いが漂っていたんですが、終盤の作家・庄司による独白で一気に評価を覆されました。事件そのものを見ればそんなに特筆べき点はないものの、とにかくまとめ方がよかったですね。ここ最近続いていた胸のもやもやが払拭された思いです。考えさせる、というより、純粋に楽しめるドラマになっていたと言えばいいでしょうか。作家先生の「金稼ぎが目的」「公務員嫌い」といった性格は単なるステレオタイプなものだと思い込んでいたため、驚きも大きくて。途中まで『今回のテーマは若者向けの小説批判か?』と考えていたくらいです。まぁ、それも部分的にはあるかもしれませんけど。若い女性の読者や化粧品会社とのタイアップ、記者会見の司会なんかは、やけにリアルだったなぁ。
まぁ、構成を活かすべき庄司役・村上淳氏の演技がところどころ疑問だったり、できれば庄司の担当編集の心情も描いてほしい気がしましたが、久しぶりに安心して繰り返し見ることができたので満足しています。亀子こと美和子の社会的地位もこれまでと変わらないようで、ほっとひと安心。有名になってしまうと『薫から情報を横流しする』という図式が崩れてしまいますから。こそこそ暗躍するのが特命係ですし。
そんな今回の脚本を担当したのは、season3 第14話「薔薇と口紅」から参加されている岩下悠子氏。一番印象に残っているのは、season5 第08話「赤いリボンと刑事」です。こちらもラストが秀逸でした。近年は増えてきた女性脚本家陣の中でも、岩下氏の最も担当回が多い様子。次回も岩下氏だったりします。
しかし、視聴率の方は落ちてしまったようで、今回までのseason6では最低、season4 第12話「緑の殺人」以来となる12パーセント台となったいます。とは言え、同じく12パーセント台だったseason4 第09話「冤罪」は珠玉の話だったので、作品の出来不出来はそんなに関係ないのかもしれませんが……。
ちなみに、本筋とは関係なく個人的に注目したのは、殺人の引き金となった勝村の台詞『表紙なんて所詮お飾りだろ』。これは……思っていても口に出してはダメですね。これでもクリエイター業の端っこにぶら下がっている身であるため、犯人・安藤の気持ちがよくわかります。認めてほしいと願っていた相手に言われたのだから、衝撃も大きかったことでしょう。だったら殺してもいい、とは、もちろんなりませんけど。
ついでに、『赤いと蛍に見えないんじゃ』なんて無粋なツッコミもやめておこう……かな?
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