気が付いたら2週間も放置してしまいました。コミケも明日が3日目――つまり当日。本は無事に完成しています。売れる・売れないが同人誌の第一目的ではないものの、やはり気になってしまうものは仕方なく。このブログを開設してから初のコミケ参加となるわけですが、どれほど効果があるのでしょうか。
うーん、「パルフェ」というジャンルにどの程度の集客力があるのかもわかりませんね……。外部の方にお願いした表紙・裏表紙は素晴らしいな出来になっているため(画像を挙げたかったんですが、うまくいかなかったので割愛します。現物にてご確認ください)、前回のように閑古鳥にはならない、と思います。
結果は三が日が過ぎたころには報告できるかと。売れるといいなぁ。在庫を抱えたくないなぁ。
内容については、掲載時からちょこちょこ追記をしているので詳細をご覧ください。■
さて今日は、これが今年最後の更新となる相棒のレビューを。最後までいつも通りです。
今年の元旦スペシャルはおもしろかったですね。来年も、と期待しているのですが……。
第01話・第02話・第03話・第04話・第05話・第06話・第07話・第08話・第09話・第10話
第11話&第12話・第13話・第14話・第15話・第16話・第17話・第18話・第19話・劇場版
・相棒 season6 第09話「編集された殺人」
さすがは櫻井武晴氏! と思わず唸ってしまいました。
これは……season6では、第01話「複眼の法廷」に匹敵するか、それ以上のおもしろさだったと言っていいでしょう。弁護士・武藤の再登場、社会的問題を掲げたテーマ、複雑な推理と深遠な人間性、「相棒」らしいやるせないラスト、そして何より、この内容をきっちりと1時間にまとめた手腕に感服します。久しぶりに見返すことが楽しみな回でした。視聴率の方も、season6で初めて17パーセントに達したらしく。
興味深いのは、先の第01話にて「裁判員制度」の知識を予め視聴者に伝えた上で今回が放送されたことでしょう。これにより、さらに制度について思考を深めることができました。実際に自分は、「取調べの一部可視化」がどんなものなのか、これを見るまで知りませんでした。脚本家・櫻井氏が今シーズンで訴えたい主題がひしひしと伝わってきます。検事が行った「編集」が、結果的に事件の全容をも覆い尽くしてしまったというオチも秀逸。事件が起こる→謎を解く→解決する→犯人、または刑事による動機の吐露……といった刑事モノのフォーマット(奇しくも前回がそれに当てはまります)を逆手に取った妙技でした。
あまりにも圧倒されてしまったため、細かいツッコミも見つけられず。むぅ、なぜか悔しい。どこかで見たなぁと思った鍋島検事役・石橋保氏が、「ガメラ2 レギオン襲来」「ガメラ3 邪神覚醒」「ウルトラマンネクサス」に出演されていたことだけ記しておきます。相変わらず特撮モノの記憶だったか……。
劇場版予告も盛り上がって参りました。ま、まさか、レギュラーキャラが勢揃いするのか?
スケールも壮大みたいですね。何となく、「踊る大捜査線」の劇場版を彷彿とさせます。
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