早いもので、夏コミまで残すところ1週間ほどになってきました。いつかどこかで言ったように、当サークルは今回参加しません。他サークルに委託もしません。既刊のみの販売も面倒だったんでやめました。
いつかどこかでは冬コミも休むと宣言したような気がしますが……こちらはもしかしたら参加するかもしれません。気が向いたら……というか、時間の余裕を見つけられたら、でしょうか。まだ未定ということで。
そう言えば、丸戸史明氏の同人誌「めもらるクーク」の新刊(?)が2日目に販売するみたいなんですよね。足を運ぶかどうか、現在悩み中です。2日目はそのためだけに行くことになりそうですし……。『いずれ3巻もしくは外伝にも収録予定』とあるので、無理して買わなくてもいいのかなぁ、と思ってしまったり。
一方、コミケ初参加となるらしいねこにゃん氏の本は……買いません。アイマスには興味ないんで。
さて今日は、いよいよ残すところこれを入れて後2話となった「相棒」のレビューを。
あ、DSソフト「コードギアス 反逆のルルーシュ R2 盤上のギアス劇場」を買いました。……が、しばらくの間は放置するかと思われます。ただのコレクターズアイテムとして購入した感もありますし。
第01話・第02話・第03話・第04話・第05話・第06話・第07話・第08話・第09話・第10話
第11話&第12話・第13話・第14話・第15話・第16話・第17話・第18話・第19話・劇場版
・相棒 season6 第18話「白い声」
岩下悠子氏によるseason6の担当も今回が最後。前担当回の第13話「マリリンを探せ!」とは違って社会派のドラマになっているようですが……うーん、何と表現すればいいものか。監察医制度へ踏み込んで、それが犯罪に利用される危険性を描こうとしているのはわかります。ただ、そういったストーリーの本筋ばかりに集中しすぎてしまっていて、それを支える骨子の組み立てがいまいちだったと言うか。
特に気になったのは、犯人である三田村がどうやってオレンジジュースに毒を混入させたのか、という点。カップとは違って、ペットボトルですからそう簡単に行くとは思えません。一度でもフタを開ければ使用済みだとバレてしまいますし、注射器を使うにしても穴の問題がありますし……。穴はテープか何かで塞いで、ラベルの裏に隠したってことなんでしょうか。にしたって、自販機から出てくるときとまったく同じ状態にするのは難しいような。そもそも、ペットボトルという点で言うならば、フタのフチに(しかも、あんなにキレイな円形に)ジュースが付着していたのが引っかかります。そんなに着きますかね、内容物って。
他にも、教授の殺害と順子さん殺害とのインターバルがあまりに短いとか(教授を殺害した直後にストーカー行為を繰り返していたことになります。肝っ玉太すぎ)、ドアに耳を押し当てても中の物音は聞こえないだろうとか(よしんば聞こえたとしても、不審人物度100%)、ストーカー行為を受けていた女性が満員バスの中で無防備にバッグのチャックを開けているだろうかとか(と言うか、あんなタイプのカギをむき身のままバッグに入れるたりするでしょうか)……細かなツッコミどころが多々。社会派のテーマを意識しすぎて、大本にあるはずの「推理ドラマ」という前提を置き忘れてしまっているような気がします。
「相棒」が警視庁を舞台にしているという前提は活かされているんですけど……。監察医制度という着眼点はよかっただけに、もったいない。もう少しうまい調理法がなかったのかなぁ、と悔やまれます。
ちなみに、やはり岩下氏の担当回だった第08話「正義の翼」に引き続き、今回も登場した架空の大学である城南大学。他に便利な大学名がないんだったら、もういっそのこと「タツミ建設」のようにシリーズに跨って使われる「相棒」独自の大学を作ってしまえばいいのに、と思わないでもありません。
そうすれば、『あ、また出てる』と確認できて楽しめる……なんてのは、行きすぎたファン魂でしょうか。
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