空影 -karakage-

　アージュのHPで、続々と「君が望む永遠～Latest Edition～」「君が望む永遠～Next Season～」の情報が挙がっています……と、たまにはアージュファンらしいことにも触れてみます。実質的に君のぞとマブラヴしか看板作品のないアージュが過去の遺産を食い潰そうとしている気がしないでもありませんけど、気になってしまうものは気になってしまいますね。仕方がない。たぶん、ゲームは買うと思います。
　にしても、このタイトルはどうにかならないもんか。どこぞの曲芸商法臭がぷんぷんと……。

　ゲームで期待するのは、システムの改善と新規ストーリーと……あ、あと立ちキャラの修正をどこまでやってくれるか、かな。当時の立ち絵は微妙だったから(特に遙)、どうせならガッツリやってほしいところ。
　OVAで期待するのは……うーん、テレビシリーズよりさらに顔がカッコよくなってる孝之、とか？　公開されているプロモーションを見ましたが、すでにこの段階から作画が崩れ気味だったり……。『どっちルートで終わるのか』というリアルタイムでの緊張感もないので、とりあえずはキレイなまとめ方を望んでおきます。

　さて今日は、１週遅れがそろそろデフォになりつつある相棒のレビューを。
　あ、ダメコイはまだプレイしていません。最近、ますます忙しくなってきて……。

[0回]

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・相棒 season6 第06話「この胸の高鳴りを」
　蓮！　ナイトの蓮じゃないか！
　というわけで、前回に引き続き過去に特撮で活躍されていた方が登場人物の中に。今回は「仮面ライダー龍騎」のナイト＝秋山蓮役・松田悟志氏です。龍騎＝城戸真司役・須賀貴匡氏は最近テレビでお見かけしませんが、松田氏は昼ドラなどで活躍されている様子。まぁ、演技についてはそんなに向上しているとは言えませんけど……と言うか、今回はストーリーの関係から若い俳優さんを多く起用していましたね。女性が出てくるのはわりと多いですが(主に犯人役で)、男性がこんなに配されるのは珍しいような。

　シナリオを担当されたのは、これは偶然なのか、今回と同じく青年が重要なキャラクターとなるseason4 第07話「波紋」以来、２回目の参加となる入江信吾氏。Wikipediaでは詳しい経歴がわからなかったのでご本人のHPを尋ねてみたところ、どうやら「魔法戦隊マジレンジャー」のサウンドトラックの幕間に入るマジトーク(ややこしいな)を手掛けていたみたいで。むぅ、マジトークも他のドラマも見たことがない……。
　正直なことを言えば、前述の「波紋」のほうがおもしろかったですね。あっちもあっちで少々物足りない気がしたものの、今回は一言で言うならば『地味』。特命係の２人がいて、そこに伊丹たちが関わって……という、極々普通の「相棒」でした。せっかく臓器移植というテーマを扱うんだから、もう少し深遠なテーマに持って行けた気が。いまいちキャラたちの心情が描き切れていません。犯人がマネージャーだと明かされる過程も、強引すぎて楽しめなかったなぁ。盗まれた以外の曲が出てこなかったこともあって。いえ、これでも前２つがあまりにもアレだったので、見方が甘い方です。放送の順番によると、もしかしたら……。

　ついでに、自分は詳しくないんですが、水死体云々の前に自殺者の心臓が移植されるものなんでしょうか。倫理的にも疑問ですし、変死扱いのはずだから司法解剖に回されて移植されるヒマなんてないのでは……。それと、心臓の悪い友人を興奮しすぎる怖れのあるライブに連れて行くのもどうかと。
　この辺のことが、いつぞやの封印事件に関わらないか心配です。大丈夫だとは思いますが。