非常に細かいことなんですが、ブログ内で「この青空に約束を――」と表記されていたところを「この青空に約束を―」に変更しました。伸ばし棒(ダッシュ)が1本か2本かの違いだけです。公式でも1本なのに、なぜか今まで2本だと勘違いしていたらしく。1年以上もか……。
アニメ版の公式HPだと、ただの長音「ー」になってるんですけどね。いや、もう何も言うまい。
ついでに、SSだとわかりやすいようにタイトルの前に【SS】と付けました。カテゴリーも変えて。
次に【SS】が使われるのはいつになるかなぁ……。
さて今日は、そろそろ終盤になってきたこんにゃくアニメ版の感想を。
気力があれば、明日はコードギアスドラマCDのレビューを掲載します。
第01話・第02話・第03話・第04話・第05話・第06話
第07話・第08話・第09話・第10話・第11-12話・第13話
・この青空に約束を― 第10話「桐島沙衣里(後編)」
うわ、Bパートの作画がすごいことになってるな……ということは置いといて。
個人的に原作で一番の名(迷)シーンだった「大チョンボ」での目隠し名指しのシーンは、予想通りあっさりと流されてしまいました。さすがに恋人設定が省略されると無理があったのか……。本来ならば、教師と生徒というタブーの関係だからこそ、この状況における緊迫感があったんですが。でないと、航がさえちゃんのことを意地になって隠す理由がありません。さえちゃんとの約束にしたって、廃寮という危機に比べればそこまで大事にするべきものではないはずですし。
ついでに、××子好きな自分としては、今では自分が会長である航が奈緒子を「会長」と呼んで頼ってしまいそうになる辺りに、いろいろと思うところがあったりと……。まぁ、この辺も置いておきます。
アニメ版ではこの後、これまた予想通りに尺の大半を「十二人の怒れる以下略」で割くことになります。執筆者――丸戸氏の立場になってみれば構成や展開が複雑そうだなぁと感じながらも、ゲームとしては複数回リプレイする気にはあまりならないという微妙なシーン。数の多い立ち絵も大変だったそうで。
内容に関しては、ほぼ原作通りなので割愛しましょう。
問題は、ここまで奮闘したさえちゃんがアニメでは非常に独り相撲なことになっている点。勝手に生徒を自分の張った意地に巻き込んで、その生徒がやらかした失態から主に生徒が窮地に立たされて、最後は自分自身で尻拭いを果たすという……。二人が恋人でないと、情緒や心の機微がここまで希薄になるものなんでしょうか。「好きな女の子を大切に」というセリフが、様々な意味で身に染みます。
結果的に、原作を忠実にアニメ化しながらも一番辻褄が合ってなかったなぁと思いつつ……来週。なぜかラストに回された奈緒子編です。果たして、どこまで過去のことに触れてくれるんでしょう。
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