今月発売の各アニメ誌により、アニメ版「この青空に約束を」は13話まであることが判明しました。サブタイトルは「約束の日」……ですが、主な内容は凛奈のあわせ石らしく。まぁ、これまでのアニメの展開からすると原作と同じ「約束の日」もやってくれるでしょう。尺は短いかもしれませんけど。
しかし、となるとピーターパンの劇はやってくれないのか。あれ好きなのになぁ。
さて今日は、発売から3週間ほども経ってしまったコードギアスドラマCDのレビューを。
ジャケット絵はご機嫌のナナリーですが、相変わらず内容とは一切関係ありません。
あ、パソコンの調子が急におかしくなりました。修理に出すかもしれません。
もし更新が滞れば、それは仕方ないないことだとご理解のほどを……。
Vol.01・Vol.02・Vol.03・Vol.04・Vol.05・Vol.06
・コードギアス Sound Episode Vol.02
前回の清水恵氏に代わり、シナリオを担当するのは野村祐一氏。アニメ本編では、「騎士」「キュウシュウ戦役」の脚本を手掛けた方です。清水氏とは違い、今回はアニメからのスタッフなんですね。もっとも、次回にはまたもや知らない名前が伺えるのですが……。
スタッフと言えば、徐々に情報が明らかになっている「ガンダム00」にコードギアスの主要スタッフである寺岡賢司氏・中谷誠一氏の名前があることが気にかかります。テレビシリーズ第2期はどうするんでしょう。
■never end キャラクターソング:ルルーシュ
今回のキャラソンはルルーシュ。作詞・作曲が酒井ミキオ氏ということで、孤独や過酷な運命といったルルーシュのキャラをよく表現した曲調と詩になっています。サビのリズムは特に酒井氏らしい感じが。
ただ、若干ながら福山潤氏の「声を作ってる感」が否めないかなぁと、個人的には。悪いときのルルーシュのわりには少し声質が高いのかな、と。そこまで気にはなりませんが。
次回はシャーリーですね。キャラがキャラだけに2回連続で暗い曲だったので、今度は明るめか爽やかなものを望みます。おそらくは恋心を綴ったものになる、と予想。
■STAGE 9.258「ルルーシュには言えない」
普段の生徒会室、ルルーシュを目の前にして役員たちがあることを言えずにいる……というお話。オチを聞いてみればくだらなくも平和なものでしたが、それまでの過程で繰り広げられるルルーシュのモノローグがなかなかおもしろく。ゼロや黒の騎士団のことがバレたのではないかと焦りまくる様子や、自分からC.C.のことを口にしてしまうところなんかは実にルルーシュらしいですね。すべてはミレイの一言、「あれでけっこうナイーブなところにがあるから」に詰まっているかと。
これを聞いていたら、唐突にミレイの話が書きたくなってきました。ルルーシュへの思いとか、その辺りを。
■STAGE 14.821「褐色の苦悩」
記憶を失い海へと没していたヴィレッタを助けた扇が、いろいろと思い悩むお話。こちらも全体としてのオチが用意されており、おそらく野村氏はこういった手法が好きなんでしょう。女性の服を脱がすという性的な葛藤だけに苛まれているかと思いきや、まさか悩みのポイントはそこだったとは……。途中、思わず飛び出てしまったカレンへのセクハラ発言とその後の展開も笑えます。
にしても、相変わらずヴィレッタ役である渡辺明乃氏の声は色っぽいですね。「アップルかグレープにして。オレンジはダメ」というお決まりのギャグですら、艶のあるものになっています。
■連続ドラマ「戻らない夏の日」 STAGE 0.521「消えたナナリー」
毎回収録される連続ドラマの第2回。未だにスザクはルルーシュといがみ合っているようです。タイトルこそナナリーですが、内容のほとんどはスザクが中心。本編ではまだ描かれていない設定や状況が補完されています。ゲンブはスザクに対して高圧的な人間だったとか、総選挙後にゲンブはナナリーと政略結婚しようとしていたとか、皇家――神楽耶には男の兄弟がいるらしいとか。
その後、ナナリーがいなくなったとわかった時点でブツッと話が終わってしまいます。あぁ、次回が気になる。きっと、ルルーシュとスザクが共同してナナリーを探してくれることでしょう。