ペット 空影 -karakage- 忍者ブログ
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2024/05/19 22:12 |
【ネタバレ】 相棒 season6 第10話「寝台特急カシオペア殺人事件!~」

 HPのリニューアルと時を同じくして、コードギアス第2期の名称が正式決定しました。その名も「コードギアスR2」。てっきり「反逆のルルーシュ」の部分が変わるかと思ってたんですが(だからスザクが主役になるなんてことも危惧してたんですが)、この様子だと新キャラのロロをプッシュするみたいで。R2のRには、ルルーシュとロロという意味があると推察してみます。ロロがゼロに扮することもあるのかな?
 新型ナイトメア「ヴィンセント」の画像もお目見え。うーん、やっぱり頭とか胸回りの作りはガンダム系統だなぁ。ランスロットとの差別化がどうなるかが気になります。もちろん、誰が乗るのかも。

 ついでに、と言っては何ですが、発売していることを知らなかったDSゲームの攻略本を購入しておきました。買ったソフトのガイドブックは、あれば買うのがポリシー。案外、複雑みたいですし。
 まぁ、1周目以降は放置してるんですけど……。時間があればまたやるかもしれません。

 さて今日は、すっかり遅くなってしまった「相棒」元旦スペシャルのレビューを。
 season1の小説も買いました。こっちのレビューは……別にいいかな。

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・相棒 season6 第10話「寝台特急カシオペア殺人事件!~」
 2006年から始まって今年で3回目、すっかり定番となった1月1日の「相棒」スペシャル。最早、テレビ朝日の顔になったと言っても過言ではないでしょう。昨年はあまり視聴率が震わなかったようですが(season5の中で最低)、今年は過去3回でも最高となりました。脚本は戸田山雅司氏。スペシャルを手掛けるのは初めてです。そろそろ輿水泰弘氏が登場してもいいはずなのに、どうしたんでしょう……。
 今回も放送時間は2時間半でした。実は、season4・season5ともに初回も最終回も2時間なので、この正月スペシャルが一番長かったりします。season6も初回は2時間でしたね。おそらく最終回も同じでしょう。それほど正月だから勢い込んでいるのか、それ以上に、相棒に期待がかかっているのか。
 
 内容のレビューへ行く前にもう少し前置きを。これまでにも複数の脚本家によって、自分の書いたものとは違う話へのリンク(ワードや人物の再登場)が見られましたが、今回もそれは顕著でした。まずはテロ集団として危険視されている『赤いカナリア』。これは、season5 第11話「バベルの塔」にも出てきました。次に、中園参事官のセリフ『旅費は出す』。こちらは、今回と同じく“北海道への護送”というシチュエーションだったseason2 第15話「雪原の殺意」にて発せられた『旅費は出ない』と関わっています。 
 そして何より、今回のオチが“テロ対策の必然性”へとまとまることですね。大河内管理官と小野田官房長のやり取りにCIA設立の是非や『一昨年の暮れの一件』という言葉が現れ、season5の最終回「サザンカの咲く頃」と繋がってきました。なぜ「バベルの塔」での現場指揮が管理官に任されたのかも絡めて。season4 最終回「桜田門内の変」といい、最近の「相棒」はシリーズを通してテロ対策がテーマになっているようです。もしかすると、大規模な事件が予測される劇場版もそのテーマを孕んでいるのでは……。

 では、内容について。まぁ何と言うか、「バベルの塔」がおもしろすぎたと言うか、“長距離列車で起こる殺人事件”という2時間サスペンスらしいお題で一度やってみたかったのはわかると言うか……。なぜか名探偵コナンの劇場版「銀翼の奇術師」を思い出してしまった自分がいます。舞台を整えることが重要であって、舞台上の劇はそれほどでもない、みたいな。要するに、カシオペア号がメインかと思いきや、そこで起きた事件自体は微妙だったなぁということです。前半はひたすらに我慢と伏線チェックの時間でしたね。序盤の爆弾騒ぎが緊迫感十分だっただけに、列車内の描写は退屈に感じられてしまって。一昨年のスペシャル「汚れある悪戯」とは逆のパターンになっていたわけです。あっちは後半がちょっと……でしたから。
 ただ、その分、本題とでも言うべき列車を降りてからの展開は秀逸でした。非常によくまとまっています。すべてはここに帰結するのか、と快感すら覚えるほどに。実は列車に乗り込む際、爆弾入りのバッグを運ぼうかという申し出を、犯人である公江は断ってるんですよね。うーん、細かすぎる伏線だ。きっと脚本家の方は、一連の流れを作るのが楽しくて仕方なかったことでしょう。このラストにしたいから、ここをああして、あそこをそうして、うまく型にはまったから結果的にすべてがガッチリと……。意外にも、全共闘時代のことが描かれるのはシリーズで初めてかもしれません。そういう意味も含めて、十分に楽しめました。

 残る不満点は、官房長の出番が相変わらず少ないことでしょうか。スペシャルの度に、今度こそはと意気込んでしまいます。久しぶりに警察機構としてのドロドロを見たいような。右京さんと対峙するシーンもしばらく見ていません。官房長の部屋がロケに使えない、という事情はわかりつつも。
 とりあえず、来年も元旦スペシャルがあることを第一に望むんですけど。大丈夫かな。
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2008/01/14 19:59 | Comments(0) | TrackBack() | Review

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