12日が夏コミ申し込みの締め切りだったんですが、今回は参加を見送ることにしました。冬コミも自粛する予定なので、1年間は即売会などで本の販売はしないつもりです。突然で申し訳ありません。楽しみにしてくださった方……がいるかどうかはわかりませんけど。ちょっと予定が立て込んでいまして。
来年にはまた舞い戻ってくる、のかな? まぁ、詳細が決まり次第、またお知らせします。
ほんとは「コミケに向けて:C74」という記事を書いてもよかったんですが、そこまでことを大きくする必要もないだろうと。たぶん、夏コミ当日が近くなったら改めて同じようなことを書くと思います。ご容赦を。
本は出さない、ブログにはSSを載せない……だと、いつまで経っても支持してくれる人ができないかも。
さて今日は、そろそろ終わりが見えてきた気もする「相棒」の感想を。
4月からはまた「コードギアス」のレビューを毎週していくと思います。たぶん。
第01話・第02話・第03話・第04話・第05話・第06話・第07話・第08話・第09話・第10話
第11話&第12話・第13話・第14話・第15話・第16話・第17話・第18話・第19話・劇場版
・相棒 season6 第14話「琥珀色の殺人」
season6になって従来の登場人物が再登場する機会が増えたように思いますが、まさかseason1から持ってくるとは予想外でした。当日に再放送という措置をとったとは言え、そんなところから引っ張って来なくてもいいのに、と思ったり思わなかったり。今回と地続きになっている第07話「殺しのカクテル」は、オフィシャルガイドブックによると『ファンの間で傑作と名高い』そうで。双方とも、脚本は櫻井氏です。
罪を犯した人間が刑期を終え、日常生活に戻ってくる、けれど周りの人間には……というネタはseason2 第13話「神隠し」でも扱われているものの、特命係が逮捕した人物が対象となるのはこれが初めてになります。もっとも、今回はそういった社会的問題はあまり描写されていませんでしたけど。できれば、事件の後、バーテンダー・三好がどうなるのかも描いてほしかったところ。三好が元殺人犯であることは報道されるのか、それによって周囲の反応はどう変わるのか、バーテンダーを続けられるのか……みたいな。まぁ、社会的なことを排除して人情話にまとまたかったんだとしたら蛇足になってしまうんですが。
個人的には、こういった「いい話」が苦手なこともあって素直に楽しめませんでした。最後にみんなでカクテル「ホームスイートホーム」を飲むところなんかも、櫻井氏……と言うより、右京さんらしくないなぁと。せめて犯人である英に『よろしいじゃありません』とか一言あったらよかったのに。『あなたは三好さんに居場所を与えておきながら、その居場所を自らの手で奪ってしまったんですよ!?』といった激昂も含めて。被害者である勝谷が完全に悪役として描かれていたのも疑問符。ウイスキーへ拘る理由があってもよかったのに。まぁ、総評としては、ウイスキーとシガー(葉巻)に詳しくなれるお話でした、といったところでしょうか。
ついでに、身近な人物を庇うために偽装工作をする、って状況が、前回のseason6 第13話「マリリンを探せ」とカブってしまったのもちょっと……。放送順を替えたりはできなかったのかなぁ。
ちなみに、薫の味覚の鋭さが事件解決のカギになるのは櫻井氏が多用する方法です。seson2 第03話「殺人晩餐会」とか、seaon5 第09話「殺人ワインセラー」とか。他にもあったかな。
いずれは薫の実家(新潟の造り酒屋)のエピソードもしてもらいたいですね。なぜ実家を飛び出すことになったのかとか、警察官になった理由はとか。もちろん、戸田恵子氏が演ずる薫の姉も再登場して。
PR
トラックバック
トラックバックURL: