ペット 空影 -karakage- 忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2024/11/22 23:19 |
【ネタバレ】 この青空に約束を― 第11・12話「浅倉奈緒子(前・後編)

 知人から浜松土産にうなぎパイをもらいました。修羅場のシーンで取り出して、「いらないわよ。地元なんだから」と突っ返されてしまう例のアレです。ちなみに氏の故郷でもあります。
 いったい何の話をしているのかは……このブログの傾向を見ればおわかりかと。

 あ、修理に出していたパソコンは無事に直りそうです。データもちゃんと復旧するそうで。
 多少値段は張りましたが、中身が大切だから仕方ないかなぁと。バックアップは大切ですね。

 さて今日は、久々にこんにゃくアニメ版のレビューを。遅くなりすぎたので一挙に2話掲載です。
 すでに最終回まで視聴済みですが……何と言うかその……そのときになったら詳しく。

拍手[0回]


 第01話第02話第03話第04話第05話第06話
 第07話第08話第09話第10話・第11-12話・第13話

・この青空に約束を― 第11・12話「浅倉奈緒子(前・後編)
 自前のパソコンがない=視聴環境がない、になってしまうため、今回はニコニコ動画で見ました。数々のコメントを参照すると、やはりアニメ版の評価は低いらしく……。まぁ、高いほうが信じられないんですけど。
 ついでに、奈緒子の声(声優)も微妙なようです。うーむ、残念ながら、これにも同意せざるを得ない……。
 確かに自分も、声を聞いた際に「これはちょっと……」と思ってしまいました。折笠愛氏が悪いと言うより、製作側のキャストミスでしょうか。エロゲのヒロイン役(それも○校生)はさすがにムリがあるかなと。現に、この声に拒否反応を示した知人が身近にいたりします。
 自分は次第に慣れていきましたが……あ、慣れるなんて言った時点で違和感を覚えてたってことだな。

 では、戯画と繋がりのある声優事務所に考えを巡らせながら本編の感想を。
 常時インストールとしている原作ゲームも手元にないため、照らし合わせができません。ご了承を。

■前編
 うわ、自転車のシーンが明らかにOPの使い回しだ……といった作画のアレコレにはもう目を瞑りましょう。花束の大きさがコロコロ変わるなんてことも、このアニメでは日常茶飯事です。
 それより問題なのは、いきなり回想から始めてしまったことにより原作未プレイである視聴者を置いてけぼりにしている点。現在の日常、例えば『会長←副会長←奈緒子』を交えて、「ははーん、この2人は過去に何かあったんだな」と思わせることが重要なはずなんですが……。航と奈緒子の未練も表せますし。
 また、「海己との一件から性格がああなってしまった」という説明もないため、昔の航がただのアレな人に見えてしまいます。この異様なハイテンション男はいったい……。奈緒子の側でも、そういった航の遍歴から「少しくらい利用しても大丈夫だと思ってしまった」といった原因が示されず、結果的にかなりの悪女に。
 一応、後編で奈緒子の抱える罪の意識が明らかになりますが、様々な含みを持たせていたはずの五箇条はかなりニュアンスの違ったものになってしまいました。出さなくてもいいのでは、と疑ってしまうほどに。
 当然のごとく、キスしたときには先輩への思いが航に向いていたという重要事項は華麗にスルー。珍しく恋愛要素を多分に含ませたはずなのに、何がしたいのかいまいちわかりません。意味のない、しかも不自然に胸の揺れる水着シーンを入れるくらいなら、再デートシーンを入れてほしかったなぁ……。
 それと……あれ、奈緒子の性格が変わったのは意識的にやったことでしたっけ。
 で、これは原作への疑問なんですけど、そう言えば何で昔の航は奈緒子のことをあんなにも好きになったんでしょう。海己という背景がある分、どこかご都合主義な気がしてしまいます。
 
■後編
 奈緒子が初恋……いや、海己はどうしたんだ?
 という序盤のツッコミは彼方へ吹っ飛びました。予想を覆しまくる後半の展開にむしろ笑いたくなります。実際に笑いました。爆笑です。ヒロ先輩の性格が変わりすぎとか、夜中に二人きりで会っていたことを隠さなくちゃいけない理由がないとか、原作を改変してまで奈緒子を島に留まらせる意味があるのかとか、その後どうなったのかとか……。航の「ほんとに魔法使いだ」のセリフには負けました。完敗です。
 しかも、まったく脈絡なく唐突に寮生が集合するという無理やりかつ訳のわからないエンディングに。雰囲気ぶち壊しにもほどがあります。奈緒子への恋愛云々はどこへ行ったんでしょう。いつの間にか「寮を捨てるのでは」という疑いに摩り替わっていました。作画は頑張ってるっぽいのが逆に泣けてきます。
 そして、なぜか一切セリフがなく、1人だけ忘れ去られた静。これは……大人の都合なんでしょうか。おそらくは北都南氏のスケジュール調整ができなかったのかと。両親に引き取られてるはず……って、今までオムニバスという形で好き勝手やっておいてそれはちょっと。
 いずれにしろ、仲間が1人いないまま、みんなで誓いの言葉というのは……。DVDでは修正されるのかな。
 ともあれ、各ヒロインのルート消化はこれで最後になりました。総評は次回にしておきます。1時間以上もこんなアニメを見ることになって、かなりの苦痛を覚えました。パソコンのバックアップと同じく、駄作アニメもレビューをするならマメに見たほうがいいようです。
PR

2007/06/27 23:49 | Comments(0) | TrackBack() | Review

トラックバック

トラックバックURL:

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<復活 | HOME | 【ネタバレ】 この青空に約束を― マンガ版>>
忍者ブログ[PR]