1週間以上放置してしまいました。9月ももう終わりですね。末までには、と言っていたSSはまだ手を付けておらず……。うーん、いい加減どうにかしないとな。そろそろ見捨てられそうだ。
作業中に「パルフェ」をオートプレイして音声だけ聞いているので、キャラの話し方やストーリーの流れは頭に入っているはずです。やる気になりさえすれば早く書ける、かも。もう少々お待ちを。
丸戸氏と言えば、HERMITのHPにて「世界で一番NGな恋」のキャストが発表されました。主人公にも声が付くみたいですね(まるねこシリーズとの差別化?)。男性陣も女性陣もななか豪華……な中、特に注目したいのは美都子と姫緒。なぜかってそれは……丸戸氏ファンであると同時にアージュファンですから。
ちなみに声優さんの名前は自分の指すそれとは違っているので、気になる方は検索してみてください。特に、夏野こおり氏は複数の名前を持っていることで有名です。15以上というウワサも……。丸戸氏作品とは縁がある方ですね。すずとか茜とか。ドラマCDでネタにしてくれないかと願うのは高望みでしょうか。
さて今日は、そんな中でもしっかりとクリアしてしまったポケダンのレビューを。
間に別の記事を挟もうと思ったんですが、結局、2連続になっちゃいました。
開始・終了
・ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊(終了)
エンディングまでとエンディング後に分けようという当初の計画を変更し、ここではダークライ討伐までを総括します。一応、シナリオはここで終わるみたいですし。マナフィから「うみのリゾート」のことを聞くまでがイベントシーンかな? その後は住民たちの会話やキマワリ・ビッパの日記にも変更がないようです。
長くなりそうなので、項目ごとにまとめを。攻略方法はあまり書いていません、念のため。
■メンバーの編成
開始時に言った通り、主要メンバーはピカチュウとチコリータです。規定のレベルに達しても自由に進化できないのは旧作と同じですが、本作ではその時期がさらに遅くなりました。何と、ダークライを倒していることが前提条件という……。つまり、シナリオを粗方クリアするまで初期状態でいなければなりません。まぁレベルを上げていればステータスの差は補えますけど、ずーっと同じ姿ってのも正直飽きますね。ピカチュウ・チコリータとしてのイベントシーンがあるから仕方のないことだとはわかりつつも。
参考までに2人(2匹?)のデータをまとめてみると、
○ピカチュウ
ディアルガ討伐時:レベル41 ダークライ討伐時:レベル52
わざ:でんきショック、でんこうせっか、10まんボルト、たたきつける
○チコリータ
ディアルガ討伐時:レベル40 ダークライ討伐時:レベル51
わざ:はっぱカッター、アロマセラピー、マジカルリーフ、のしかかり
……となります。
ピカチュウはかしこさのグループから言うとトップクラスに入る強さと聞きましたが、その真価を発揮する前にほとんどクリアしてしまいました。標準よりも効果的なグミが、きいろとちゃいろしかないんですよね……。時の探検隊ではきいろグミがお店で売り出されませんし。もったいないからわざマシンは使わず、れんけつもしていません。基本的に通路での1vs1を想定したものになりました。「かみなり」はまだかしこさが足りていなかったため、命中率の点から見送りで。「10万ボルト」のほうが優秀かと。
その点で言うと、わざとしてはチコリータに迷いはなく。かしこさのグループ的にはいまいちのようですが、「はっぱカッター」「アロマセラピー」など実用性の高いわざを覚えてくれたので御の字です。頼れる相棒になってくれました。ピカチュウの苦手なじめんタイプ対策って戦略は成功でしょうか。
この他にも、ピカチュウ・チコリータ限定シナリオ以外の助っ人として序盤からウパーを導入しました。ほのおとでんきタイプ相手にいいかなぁと。最初は数合わせに使っていたものの、いつの間にかレベルがどんどんと高くなっていって……。リーダーとパートナー以外のポケモンはエンディング後に進化できるため、ヌオーとなって現在もメンバーに加わっています。ステータス的にはピカ・チコよりだいぶ劣るものの、「マッドショット」「どろばくだん」などのわざがなかなかに使えるので。ここまで来れば愛着もありますしね。
しかし、この編成で問題になるのは対くさタイプ。全員の主要わざがこうかはいまひとつになってしまいます。ウパーの代わりにほのおタイプを入れればよかったかも、とは思いつつ、肝心のほのおポケモンがなかなか手に入りません。今でもなかまには「マグマッグ」しかいなくて。
まぁとりあえず、依頼で同行するポケモンが相変わらず厄介なことや伝説ポケモンを相手にするときを除いて不便はないんで、変更するつもりはなく。原作と違って育てゲーじゃありませんし。
■ディアルガ討伐まで(プレイ時間:21)
ストーリーとしては、よくある時間修正モノでしょうか。と言うより、「仮面ライダー電王」と表現したほうが理解しやすいかと。ジュプトルが電王、ヨノワールがイマジンですね。SFはあまり詳しくありませんが、過去の歴史を変えると未来の世界そのものが崩壊してしまうものなんでしょうか。既存の作品ではそんなことはないような……。物語を盛り上げるための演出かもしれませんけど。
気になったのは、エンディング後にピカチュウは蘇るのにジュプトルはスルーされてしまった点です。功労者の一人だと言うのにこの扱いは……。悲しいですね。せめて、未来はジュプトルになるキモリや悪の心に染まる前のサマヨールに会えるかと期待したものの、それもなく。ご都合主義な感は否めませんでした。
まだ「じくうのさけび」についての説明不足のほうが許せます。ピカチュウであったニンゲンはなぜそんなものを会得したのかとか、未来と現在ではその能力に違いがあるのはなぜなのかとか……。あれ、説明されてましたっけ? よく覚えていません。ひたすら『ジャスミンだなぁ』という印象が強くて。
ヨノワールの裏切りは早くから予測できてました。当たり前ですが。訴えたいテーマは『人は見かけで判断しちゃいけないよ』といったところでしょうか。そのわりには、どくやあくタイプのポケモンが悪役というステレオタイプだったのが矛盾してるような……。わかりやすさと人気の兼ね合いは難しいということ、かも。
攻略としては、そこまで苦戦した記憶はなく。初っ端、スリープにいきなり倒されてしまったのがショックだっただけで。旧作から引き続き登場したグラードンにはビビりましたが、そこまで強くありませんでした。モンスターハウスに突入→敵ポケモンに「こうそくいどう」連発……の流れは、即効で逃げたほうがいいでしょう。
ラスボスのディアルガまで来ると、ほとんど運の問題ですね。「ときのほうこう」を使ってくるか否かという。それも今まで溜め込んでいた「ふっかつのタネ」を大量に持ち込んでいれば耐えることができます。あとは、パーティーで囲んで協力なわざを連発していけば終了、と。何とも頭の悪い作戦でした。
強さで言えば、むしろ直後のギルド軍団のほうが厳しかった気がします。プクリンの「おうふくビンタ」は驚異でした。ディグダとダグトリオの「マグニチュード」もピカチュウにはキツくて。チコリータが早めに追っ払ってくれるのを願うばかりです。あとは、ビンタが外れて相手がまひになってくれれば……。
ちなみに、登場した中で注目のポケモンと言えば、ダントツでセレビィでしょう。「ときわたりポケモン」の特性をうまく活かして物語に組み込まれた……ということ以上に、ジュプトルに思いが伝えられないという萌えキャラになっていたのが好感触。色違いなのもいいですね。彼女(?)も消えてしまったんでしょうか。
■ダークライ討伐まで(プレイ時間:31)
旧作とは違い、エンディング後のシナリオも一本道のようですね。「なみのり」などのひでんマシンも必要なく。ダークライを倒した後もエンディングが入ってくれれば、と望むのは贅沢でしょうか。何だかあっさりと終わってしまった感じがして……。事件に関わるポケモンが少ないのもあるんですけど。
ストーリーとしては、エンディング前ほど複雑ではありません。やたらと凶暴だったクレセリアがダークライの化けた姿だとわかった後は意外にサクサクと。ダークライの企みも単純なものでした。悪夢を見せる能力だったら化ける必要はないのでは? とツッコむのは禁止で。
ディアルガとパルキアの設定をうまくまとめたのは見事だと思います。ピカ・チコの存在がくうかんの歪みを生んでいる、という展開は納得できるものでした。『微々たるものだから大丈夫』の一言で片付けられてしまったのが悔やまれるような……。だったらジュプトルがいてもいいのに、としつこく思ってしまいますし。
ここでのテーマは『この世にいらないポケモン(人間)はいない。たとえそれが悪者であっても』ということでしょう。ベタながらもピカ・チコが真剣に悩んでいたのを思うと、胸に響くものがあります。スリープも本当に改心したようで。仲間っていいなぁと素直に思うのが大切。正しい子ども向けになっていると思います。
攻略としては、こちらもあまり苦しんだ覚えはなく。アンノーンのいしを集めるのはただ面倒なだけでしたし、ダークライはパルキアよりも弱かったほどです。それよりも、ダンジョンで出てくるポリゴン2やポリゴンZのイヤらしさのほうが……。それと、ダークライといっしょに出てくるムウマージですね。同行したクレセリアがあっさりやられてしまい、勝手にふっかつのタネを消耗していきます。はっきり言ってジャマ。
このころには、時の探検隊限定アイテムである「じゃあくなタネ」の有用性がようやくわかってきました。これは便利。「しばられ」「すいみん」などのタネとこれをコンボさせれば、かなり有利にバトルを進められます。後はこれまでと同じくひたすらわざを叩き込めば。「たま」系は効果がないようなので注意してください。
そう言えば、旧作では「でんじほう」を使ってたなぁ。あれがあればもっと……。
■総評
個人的には十分に楽しめました。旧作と比べるとセーブ時間が長い、ともだちエリアがないなどの不満も少々あるものの、ストーリー性は高まっている感じがして。全体的な完成度も高水準なまま健在です。次回作が出たら迷わず買うでしょう。出来ればDSではなく、ボリュームを増量できるハードになってもらいたいところ。Wiiとか。……あ、でも、それだと携帯ゲームのお手軽さが損なわれるのか。
気になるのは、これが「ふしぎのダンジョン」シリーズとしてどうかという点ですね。前回言った通り他のシリーズをやったことがないため、判断できません。ポケダンはポケモンファンしかプレイしないのではないでしょうか。ポケダンから原作のポケモンに手を出す流れはないかなぁと。それでいいのかもしれませんけど。
■今後
何とか条件を満たし、主人公とパートナーポケモンが進化できるようになりました。早速、チコリータをベイリーフに。すぐにでもメガニウムになれますが、もう少しこの姿を楽しむつもりです。ピカチュウのほうは……かみなりのいしをゲットしないと。そう簡単に見つかるものなんだろうか……。
他にやり残していることと言えば、伝説ポケモンのゲット・ゼロのしまの探索・ガラガラどうじょうの攻略・マスターランクの取得(現在はハイパーランク)でしょうか。今のところ、どれも積極的にやろうとは思っていません。ここまで来ると単なるやり込みゲーになってきますし……。と言うか、面倒なんで。ひとまずお休みにして、暇があれば進めていく程度だと思います。レビューは、たぶんもうしません。お疲れ様でした。
エピソード補完の意味も含めて、完全版の攻略本が発売されたらもちろん買います。が、ポケモンデータのほうはおそらく購入しないでしょう。理由は上述と同じく。どれほど分厚くなるのかは興味がありますけど。DPのものと同じくらいかも……。いったいどこまで増え続けるんでしょう、ポケモンは。
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