ペット 空影 -karakage- 忍者ブログ
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2024/11/22 17:09 |
【ネタバレ】 名探偵コナン 漆黒の追跡者&クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国

 気が付いたら4ヶ月も放置してましたね……。そしてもう4月も終わりですよ。早い。早すぎる。
 当たり前と言えば当たり前なんですが、アクセス数が悲しいことになってます。挽回するために頑張りたい……ところなんですけど、前回の記事で言ったように、いろいろと事情があるため、時間があったら、たま~に更新するぐらいの頻度になるかと。これからも、気が向いたら来てやってください。

 えーと、4月からの新番は……そんなに見てないんですが、とりあえず、「シンケンジャー」と「ディケイド」は欠かさず見るようにしています(あ、新番じゃないか)。何だかんだで、ライダーと戦隊の両方をマジメに毎週見ているのは久しぶりな気が。ほとんど、どっちかは途中で脱落してたんで。
 今のところ、シンケンジャーは安定しておもしろく、ディケイドは最初と序盤の期待感がだんだんと薄れつつあります(今日の『電王』編は文句なしにおもしろかったんですけど、本来の會川脚本じゃないしなぁ)。ブレイドとファイズ辺りでかなり萎えた感が。目新しさと奇抜さに飽きたと言った方がいいかもしれません。まぁ、9つの世界を一周した後が本題だと思うんで、もう少し頑張ってみようと思います。

 さて今日は、毎年恒例である劇場版コナンとクレしんのレビューを。面倒なんで、短めにします。
 すぐ後の「超・電王」のレビューもできれば……。そう言えば、「米沢の事件簿」も観に行ったのにしてないんですよね。それ以前に、「相棒」season7の総評も。こちらは……もうやらなそうな予感が。

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・名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)
 劇場版第13作目ということで、今回は「天国へのカウントダウン」以来(?)となる、黒の組織がストーリーに絡んできます。……なんて、てっきり真っ向勝負になるかと思いきや、端々に挟まってくるだけでした。劇場版で全面対決にならないのはわかっていたんですが、多少がっかりしたのは事実です。
 とは言え、目も当てられない有り様だった前々作・前作に比べると、遥かに楽しめるものになっていました。全体的にそこそこ緊迫感もありましたし、レベルで言うと普通くらいには回復していたかと。よかったよかった。コナン映画の見所であるはずのアクションシーンが微妙だった(受付に預けたきり、劇場版でお馴染みのスケボーも結局使いませんでしたね……)ことも、それほど気になりませんでしたから。

 まぁ、ツッコミどころは多々あります。黒の組織のエピソードや警察関係の登場人物が懐かしすぎて過去のコナンシリーズを補完していない人には優しくないことを初めとして、主軸となる事件にしても、そもそも麻雀牌や北斗七星・北極星にそこまで拘る必要性はあったのかとか(7人目を除いて、被害者たちにその意図は伝わってなかったみたいですし)、死体遺棄現場で星座を描くにしてもそんなに広域にしなくてもいいのではないかとか、あれだけの連続殺人のわりには動いている警察官の数が少なすぎるだろうとか。細かいところだと、素人のナイフ相手に体がすくみ上がるなんて刑事失格だろうとか(目暮警部を退場させて、アイリッシュの変装だと疑わせないための措置?)、ヘビー級に見えるアイリッシュの蹴りを食らったら気絶じゃ済まないだろうとか、あの距離だったら拳銃の初速なんて関係ないだろうとか、あのままジンたちが脱出せずに死んでたらコナンは人殺しになってたのかとか、そもそもよくあのヘルメットをヘリコプターにぶつけられたなとか、ダジャレめいたカブト虫のメッセージなんて切羽詰まった人間は考えないだろうとか……。それでも、前年・前々年と比べて、壊滅的でないことが救いです。苦笑するほどでもありませんし。
 ストーリー以外の見所は、出番が少なかったのにかわいさを振りまいていた和葉と、こちらも出番が少なかったのにキャラデザも含めて異常に萌え度の高かった本上ななこと、鼻血が出るほどの豪華声優陣(公式HP参照)でしょうか。灰原の出番があまりなかったのが、個人的に残念だったりします。

 来年は14作目ですね。「14番目の標的」……と関係あるものになるかどうかはわかりませんが、とりあえず、黒の組織が再び劇場版に登場するのは、またしばらく経ってからになりそうです。
 あと、これは今回の劇場版とは関係ないんですが、できれば「コナン&金田一」を映像してほしいなぁと。先日放送された「コナンVSルパン三世」は、キャラものとして見ればおもしろかったので、あんな感じで。DSのゲームだけでこの夢の企画を実現し終えてしまうのは、もったいない気がするんですよね。


・クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国
 去年も言いましたが、「金矛の勇者」は本当にいまいちでした。テレビ放送も見なかったほどに。
 興行収入も例年よりやや下がって12億円に留まってしまい、そのせいなのか、これまでのクレしん映画史では見られなかった、映画の監督が1回で交代するという事態に。今回初めて監督に就いたしぎのあきら氏は、長年クレしんテレビシリーズの絵コンテを担当しているということですが、テレビの監督が未だにムトウユージ氏であることを考えると、やはり異例の抜擢と言えるのではないでしょうか。

 そんなしぎの作品ですが、第一印象は『ムトウ作品みたいだな』でした。……と言うか、展開的にどこか「踊れ!アミーゴ!」を思わせます。どちらがおもしろいかと言われると……好みの問題でしょうか。「アミーゴ」の方は、どうも前半のホラーイメージが強くて、子ども作品ではなかった気がします。
 総評としては、『突き抜けたおもしろさはないけれど、破綻なくまとまっているし、肩の力を抜いて楽しめる』ってところかと。まぁ、前述したコナンもそうなんですけど、どうしても前年の作品のがっかり感と比べてしまうので、相対的に評価が高めになってしまうのは避けられません。それでも、決してつまらなくはないですし、中弛みも見られませんでした。序盤のカーチェイスや、ラストのアニマル対決(にしても、キマイラは動物と言えるんだろうか)も、さすがの作画クオリティなこともあって、十分に楽しめたんで。

 ただ、気になったのは、この作品の肝と思われる、みさえとしんのすけの感動シーン。監督がパンフレットで『この映画を観たお母さんと子供が感動するシーンをどうしても入れたかった』と言っているように思い入れが強いのはわかるんですが、どうも『泣かそう泣かそう』という意識ばかりが先走って、ぎこちないと言うか、浮ついていたと言うか、唐突だった感じがしました。『記憶をなくしていた親が、息子との触れ合いによって思い出を取り戻す』って流れから、否応なく「オトナ帝国の逆襲」のひろしと比べてしまい、それと比較すると評価を下げざるを得ません。もう少し見せ方をうまくすれば、と思ってしまいました。序盤から(人間の姿だったときから)しんのすけとの仲がぎくしゃくしていた、とかでもよかったのでは。無理なく『絆を取り戻す』ってカタルシスに結びつくんですけど……それだと、作品全体のテーマが変わっちゃうかな。
 テーマと言えば、「エコ」というテーマもいかがなものだったのか。大人だと四膳の言い分や違和感、空恐ろしさなんかを理解できるものの、子どもにはややわかりづらかったかもしれません。……あるいは、それでもいいのかな? 何となく、心に引っかかるものを生み出せれば。大きくなってから『なるほど、そういうことだったのか』とわかってくることもありますし、それは無意味なことではないので。

 あと、声優ファンとして、今回のヒロイン役である後藤邑子氏……ではなく、折笠愛氏の登場に興奮しました。おぉ、もしや「天地無用!」的に魎呼と阿重霞の共演シーンがあるのか? これでミミ子=魎皇鬼が出てくればさらにいいのに……と思いきや、その願いは脆くも崩れ去りましたね。残念。
 本人役のジェロ氏はともかく、ブンベツ役の山本高広氏は違和感なく聞くことができました。少なくとも、コナンの水谷浩介役であるDAIGO氏より遥かにうまかったです。あっちは脱力モノでしたから……。

 さて、来年はどうなるのか。ともかく監督に注目ですね。またしぎの氏がやるのか、それとも……。
 ついでに、先日、SMAPの草彅剛氏が逮捕されてしまい、「アッパレ!戦国大合戦」の実写化作品である「BALLAD 名もなき恋の歌」の公開が危ぶまれています。こちらも気がかり。

追記(04/28):
 「BALLAD 名もなき恋のうた」の公開は、9月で固定な模様。
 ただ、宣伝とか告知とかが自粛傾向にあるみたいで。……大丈夫なんだろうか?
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2009/04/26 19:23 | Comments(0) | TrackBack() | Review

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